数ヶ月前、母に癌が見つかりました。
ステージ4の大腸がん。
まさに青天の霹靂。
居ても立っても居られず、埼玉県の癌封じで有名な行田八幡神社へ出向き、代参で特別祈祷の癌封じ祈祷を受けてきました。
今回は、同じようにご祈祷を受けたいと思っている方へ、当日の流れや料金、授与品の紹介などを記事にしたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
ご祈祷は事前予約制
行田八幡神社でのご祈祷は、事前予約が必要です。
【電話番号】048-554-5926
電話をすると、希望のご祈祷内容や祈祷をしてもらいたい方の名前等を聞かれます。
私は、癌封じ希望で、母の名前を伝えました。
代参で受ける方は、その旨も伝えたほうが良いと思います。
下記では、私が電話で聞いた内容も書いておきます。
質問がある場合は、電話で聞いておくと安心です!
身につけているもののお祓いができる
祈祷の際、本人が身につけているものがあれば一緒にお祓いができるとのことでした。
(母は、腕時計やアクセサリーは身につけないので持ち込みはしませんでした)
もし、持ち込みをしたい場合は、祈祷前の受付で渡して欲しいとのことです。
癌封じ祈祷の料金
癌封じの初穂料は、授与品にあるお札を使える年数で金額が変わってきます。
- 中式(1年祈願)・・・7,000円
- 大式(3年祈願)・・・10,000円
- 大々式(5年祈願)・・・20,000円
希望年数に合わせて、初穂料を持参しましょう。
のし袋等の様式は言われませんでしたが、きちんとしたご祈祷だと思い、私はのし袋に包んでお渡ししました。
癌封じ祈祷当日
私は土曜日の午後15時から予約をしました。
少し早めに着いて、お参りを。
駐車場は、社務所前や神社近くにあり、無料で駐車できます。
当神社では、秘法として伝承される諸病・難病とりわけ「癌の病」を封じる「癌封じ」を始め 「ぼけ封じ」「難病封じ」などの特別…
神社に着くと、何組か参拝客も来ている様子。
また、行田八幡神社は、癌封じの他に夜泣きや癇癪を抑える虫封じ、目の病気の平癒の神様も祀っているとのことで、その絵馬の多さに驚きました。
残念ながら花手水は見れず…!
花手水は、見られる期間が決まっているようですね。
参拝をして、受付で記入するものがあるとのことだったので、予約時間の10分前に社務所へ行きました。
ご祈祷の受付
受付へ行き、まず申し込み用紙やお願い文など必要事項を記入します。
この時、祈祷をしてもらう本人の名前や生年月日、住所、代参の名前や住所、初穂料の金額に丸をつける等、記入することがいくつかあるので、事前に正確な情報を控えておきましょう。
また、お願い文では、悩みやお願い事を心をこめて書きます。
体の気になる部分に丸をして、具体的な悩みやお願い、健康のことについて記入。
2枚の用紙を記入したら受付窓口に戻り、初穂料を納めます。
私は、大々式(5年祈願)で申し込みました。
そして、神主さんに呼ばれ本殿へ。
行田八幡神社の神主さんは、女性でした。
癌封じのご祈祷
本殿へ行く前に、手水舎で手を洗い清めます。
ご祈祷は、1組ずつ行われ、神主さんの指示に従えば滞りなく終了します。
また、玉串奉納もありましたが、神主さんが教えてくださるのでご安心ください。
ご祈祷が終わると神主さんから授与品の扱い方の説明があり、最後に「何か質問はありませんか?」と優しくお話ししてくださいました。
ちなみに、私は、授与品の郵送方法について聞きました。
授与品は、プチプチなどの緩衝材に包むなどして送り、『ワレモノ注意』などの注意書きシールを貼ってもらうと良いとのこと。
また、郵送までに自宅で保管する場合は、なるべく高い位置に置いておくと良いそうです。
ご祈祷も15分程度で終わり、授与品を持って社務所の外へ。
なで桃の絵馬にお願い事を書く
授与品の中には、『なで桃』が書かれた絵馬とハンカチが入っていました。
なで桃は、延命長寿・病魔退散・厄災消除にご利益のある黄金の桃の像です。
なんでも、古来中国では桃が不老長寿の果実として、日本では魔除けの果実として扱われていたのだとか。
その神力が宿るなで桃の像の周りに絵馬を掛け、桃をハンカチで撫でてご利益を持ち帰ります。
以上が、行田八幡神社で過ごした時間です。
授与品紹介
大々式のご祈祷でいただいた授与品をお見せします。
- 秘伝の神符
- 癌封守(お守り)
- なで桃ハンカチ
- 長寿箸
- 撤饌
- 絵馬(神社に掛けてくる)
秘伝の神符には、病を患う本人の名前や住所、生年月日が書いてあり、中央には御玉という丸い膨らみがあります。
この神符を使い、初めの12日間は朝夕毎日、御玉の部分を額と患部に撫でるように当てることと神主さんからご説明がありました。
その他、扱い方は箱の中に説明書が入っているので、使用される方はよく読んでみてください。
また、お守りも背面にある祈願符にお願い事を心を込めて書き、日頃から身につけておくと良いそうです。
次の日、授与品を郵送し、ご祈祷を受けてから二日後には本人の手元に届きました。
代参で行田八幡神社へ行きましたが、私も身が引き締まり、できる限りサポートをしていく決心がつきました。
どうか、母の癌がよくなりますように。
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