前回の記事で仕事の探し方を紹介したのですが、その際、単発派遣には条件があると記載しました。
前回、転勤族の妻へエールを込めて、転勤の心構えの記事を書かせていただきました。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.aru-karu.com/entry/tenkin-t[…]
2012年に労働者派遣法が改正され、条件をクリアしないと日雇い派遣で仕事をするのは禁止です。
私は、学生の時と主婦になってから日雇い派遣で仕事をしました。
そこで今回は、その経験を元に労働者派遣法の例外と日雇い派遣の仕事内容をやさしく解説していきます!
派遣の仕組みと日雇い派遣について
それでは、簡単に日雇い派遣について解説します。
派遣の仕組み
私たちが派遣会社に登録をして働くときは、その派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の会社で働きます。
実際に働く派遣先とは雇用契約は結びません。
契約をする場所が正社員やパートと違うことが、派遣社員の特徴です。
日雇い派遣とは
派遣社員の働き方は様々で、正社員と同じ時間働くこともあれば、パートのように短時間の場合もあり、契約期間が決まっています。
▶︎その中で、日雇い派遣は、雇用期間が30日以内の派遣のお仕事を言います。
なぜ日雇い派遣が原則禁止になったの?
日雇い派遣は、その日限りのお仕事で、継続性がなくとても不安定な働き方です。
単発なのでいつ仕事がなくなってもおかしくないですよね。
国も労働者の雇用の安定を思って考えた措置ではありますが、実際単発で働くことができなくなってしまった人もいるのが現状。
どんな人なら日雇い派遣で働けるの?
もちろん、原則禁止の日雇い派遣にも”例外”があり、条件を満たせば働くことができます!
そのポイントを2つ解説します。
ポイント1:例外としてできる業務
禁止の例外として政令で定める業務を表にまとめてみました。
これらは専門性が高く、 日雇いでも安定して仕事ができると見込まれた業務です。
スキルがいるため、個人の力を必要とする会社が多いだろうと考えられている業務は日雇いが許されるのですね!
ポイント2:例外として働ける人の条件
高度なスキルはないけど、日雇いで働きたい!という方にも条件があります。
条件は、下記の①〜④のうち、どれか1つを満たす必要があります。
また、この条件をクリアすれば、ポイント1の例外業務でなくても日雇いの仕事が可能!
①60歳以上の人
仕事に応募した時の年齢が60歳以上で、定年を迎えてまだまだ働きたい!という方は日雇い可能です。
②昼間に学生として生活する人
高校生・大学生・専門学生といった、昼間に学生であることが条件です。
③本業が500万円以上で、副業目的の人
主な稼ぎが500万円以上ある上で、副業として日雇い派遣をしたい方は可能です。
④世帯収入が500万円以上で、ご自身の収入が世帯収入の50%以下の人
*世帯収入とは、家族全員分の、保険料や税金が引かれる前の総支給額を足したもの。
家族全員の収入が500万円以上で、主たる生計者でないことが条件です。
【体験談】 日雇い派遣でどんな仕事ができるの?
私は、大学生の時と転勤族の妻となって定職に就くのが難しくなった時に、派遣会社に登録をして、日雇い派遣の仕事をするようになりました。
今までやってきた仕事は、スキルがいらず、難しくない仕事が多かったです。
接客業から、黙々とやれる仕事まで様々あるのが、日雇い派遣の良いところです。
特に、派遣に登録していないと、試験監督はなかなかやれる機会がないので新鮮でした!
先日、試験監督のお仕事をしてきました。 皆さんも検定や試験などを受けた時、スーツを着た方々が問題用紙を配ったり、解答用紙を回収したりしてくれませんでしたか? それが、当日派遣会社から派遣さ[…]
一緒に仕事をする人は、もちろん礼儀正しくてチームワークもあり安心して働くことができます。
地域で気になる仕事があれば、まずは派遣会社を検索して登録をしてみてください!
オススメ!!
派遣業界の老舗で、過去に満足度調査No.1を獲得した派遣会社です。
来社が必須ではなく、Web申し込み後電話でも登録ができますよ〜!
お仕事をお探しの方は、まず登録から始めてみませんか?
まとめ!
今回は、労働者派遣法に則り、原則禁止の派遣労働の例外を解説しました。
まとめとして、日雇い派遣が可能なのは、例外とされている業務と高齢者や学生、主婦といった、生活の主な収入を日雇い派遣で賄わない方が対象となります!
様々な仕事ができるのは、日雇い派遣ならではの働き方です。
広く浅くにはなってしまいますが、自分にあった業種を見極めることにも繋がるかもしれません!
これから日雇い派遣で仕事をしようと思っている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。