誰かとお話しをするときに私が大切にしていることは、相手の名前を呼ぶことです。
名前を呼ばれて嫌な気持ちになることって少ないと思いますし、むしろ嬉しいと感じることの一つかなと思っています。
また、相手の名前を呼ぶことで考えられるメリットは多々あります。
それは、ビジネスだったり、恋愛だったり、人付き合いに大いに役立つことです。
今回は、コミュニケーション能力の向上を目指して、相手の名前を呼ぶことの大切さを考えていきたいと思います。
心理学が関係?!「カクテルパーティー効果」
皆さんは「カクテルパーティー効果」という現象をご存知ですか?
よく、飲み会等の賑やかな場所でも、相手との会話がきちんとできたり、自分の名前を呼ばれたら反応できたりしますよね。
人の脳は、自分の興味のある内容は選択して聞き取ることができるメカニズムになっているそうです。
そして、このような現象を「カクテルパーティー効果」と言います。
カクテルパーティー効果は「選択的注意」とも呼ばれ、名前を呼んでもらうと無意識に相手に注意が向く仕組みになっています。
相手に名前を呼ばれると嬉しいのはなぜ?
人は自分の名前を呼ばれると、相手に好印象を持つようです。
名前を呼んでもらえると、相手に自分を認めてもらえた感覚になりますよね。
また、自分の名前を呼んでくれたり、自分が好きなことを話してくれる人には思いやりを感じます。
相手を思う、尊重するという気持ちが、名前を呼ぶことでも「嬉しいこと」として相手に伝わるのです。
コミュニケーションを大切にしていくなら、このテクニックは必要不可欠と言えますね!
すぐに実践!「名前を呼ぶ」テクニックが使える場面
名前を呼ぶと良いことが相手にとって良いと理解した後には、実際にやってみるしかありません!
ここからは、恋愛・ビジネス・ブログという場面でいかにテクニックが使えるか考えてみました。
恋愛編
付き合う前、相手に直接的に好意を伝えるのはまだまだ先の話…という方でも、名前を呼んだり、相手が好きな内容の会話をすることはできますよね。
また、呼び方も、ニックネームがあればより親密になれます!
「ねぇ」や「あのさ」など、名前を省略した呼び方では相手に響きません。
ビジネス編
仕事をするときは人とのコミュニケーションが大切な場面が多いと思います。
Point!
あいさつ
→「○○さん、おはようございます」と名前を付け加えれば、相手とのコミュニケーションを円滑にすることができる。
初対面
→相手の名前を呼ぶと記憶に残りやすい。
メール
→文章中でも名前があると、「自分に向けられている話」と認識しやすい。
呼びすぎ、文章への入れすぎには注意が必要ですが、信頼関係の構築に「名前を呼ぶ」という行為は大いに役立つことがわかります。
ブログ編
ブログでも、「どのような人に向けて書いたか」ということを明確にして発信することができると思います。
ターゲットがわかりやすい見出しであれば、「自分にとって有益な内容」と判断してクリックすることもありますよね。
「特に読んでほしい相手は誰か」ということを念頭に置けば、思いやりのある記事が書けるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「カクテルパーティー効果」という現象から、相手の名前を呼ぶことの大切さをお話ししました。
相手の名前を呼ぶことは、信頼関係の構築を助け、コミュニケーションを取りやすくしてくれる潤滑油のような働きをしてくれます。
私も普段からまず名前を呼んで本題に入ることにしていますが、そうした方が自分も本題を話しやすいのですよね。
つまり、相手の名前を呼ぶことは、自分の話をしやすくするためのワンクッションにもなると考えられます!
自分にも相手にも良い効果があるテクニックですね^^
ここまで読んでくださった方へ、少しでも参考になれば嬉しいです!